2026.11 更新

防府市の外構工事で使える補助金【2026年度】(ブロック塀の撤去は今年度の受付終了)

2026年11月4日公開・防府市の公式情報で確認

先に結論

  • 防府市の「危険ブロック塀等の撤去費補助」は、2026年度の受付が10月30日で終わりました。小学校の通学路に面した高さ1m以上の危ないブロック塀の撤去が対象で、上限10万円の制度です。来年度に同じ制度があれば、春の受付の案内を待って相談します
  • 雨水タンク・雨水浸透ますを付ける費用は、3分の2(上限3万〜5万円、浄化槽を雨水タンクに変える場合は10万円)を市が助成します。市のページに受付期間の記載はなく、予算の範囲内で行う制度です
  • エコライフ住宅推進事業(工事費の10%分の市内共通商品券、上限10万円)は、外構では工事を伴う宅配ボックス、電気自動車の充電器、母屋に付いたウッドデッキの改修(木材10㎡以上)が対象です。本社が防府市内の業者と直接契約することが条件で、受付は2027年1月8日まで(先着順)です
  • カーポート・フェンス・駐車場の土間コンクリート・庭の植栽だけに使える市の補助は、市の補助金の要綱集では見つかりませんでした
  • どの制度も工事の前に申請が必要です。始めてしまった工事は対象になりません
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工事ごとに使える制度

ブロック塀の撤去
市の危険ブロック塀等の撤去費補助(小学校の通学路に面した高さ1m以上の危ない塀だけ)。2026年度の受付は終了
フェンス・門まわり
市の制度は見つからず。撤去のあとに新しいフェンスを建てる費用や、門柱・門扉の撤去は、ブロック塀の補助の対象外
カーポート・駐車場
市の制度は見つからず。電気自動車の充電器を付ける工事は、市のエコライフ住宅推進事業の対象
庭・植栽
個人向けの生垣・緑化の補助は、市の制度は見つからず。母屋に付いたウッドデッキの改修(木材10㎡以上、新設は対象外)は、エコライフ住宅推進事業の対象
雨水
市の雨水貯留浸透施設の助成(雨水タンク・雨水浸透ます・浄化槽の転用)
宅配ボックス
工事を伴うものは、市のエコライフ住宅推進事業の対象

危険ブロック塀等の撤去費補助(2026年度は受付終了)

地震でブロック塀が倒れる被害を防ぐため、通学路に面した危ないブロック塀を撤去する費用の一部を市が補助する制度です。対象の通路か、危ない塀かを市が確かめるので、先に建築課 建築指導室に相談します。2026年度の受付は5月7日〜10月30日で、予算に達したら期間内でも終わる制度でした。来年度に同じ制度があれば、春の受付の案内を待って相談します。

対象の塀
小学校の通学路に面していて、高さが1m以上あり、危険性が高いと判断されるブロック塀など。申請には「ブロック塀の点検のチェックポイント」などで点検した結果をつけます
金額
まず、撤去にかかる費用(消費税を除く)と、塀の長さに1mあたりの額(ブロックを積んだ部分の高さ1.1m以下は1万円、1.1mをこえると1万5,000円)をかけた額を比べ、少ない方を選びます。その3分の2が補助額で、上限は10万円です
対象外
門柱・門扉の撤去。売るために更地にするときの撤去も対象外です。撤去のあとに新しいフェンスを建てる費用の補助は、市の案内にありません
対象の人
塀の持ち主か管理している人。市税の滞納がないこと(持ち主が別にいるときは同意書をつけます)
業者
市の案内・様式・要綱に、業者の所在地の条件は書かれていません
見積書
「補助の対象になる塀の撤去」と「門柱・門扉の撤去などの対象外の工事」を分けて書いてもらいます
問い合わせ
建築課 建築指導室(0835-25-2449)
高さ1.2mの塀 10m 撤去費 税抜20万円10万円(上限)
高さ1.0mの塀 8m 撤去費 税抜12万円5万3,000円

1つめは「10m×1万5,000円=15万円」、2つめは「8m×1万円=8万円」が基準になった例です(1,000円未満は切り捨て)。市が対象と認めた長さだけで計算します。

雨水タンク・雨水浸透ますの助成

家の敷地に雨水をためるタンクや、雨水を地面にしみこませる「浸透ます」を付けるときに、費用の一部を市が助成します。川や水路に雨水が一度に流れこむのを減らし、浸水の被害を軽くするための制度です。

金額
設置費の3分の2。上限は雨水タンク3万円、浸透ますA型5万円・B型3万円、下水道につないで使わなくなった浄化槽を雨水タンクに変える場合10万円
雨水タンク
ためられる量が合わせて100リットル以上の既製品
場所
市内全域。ただし急傾斜地崩壊危険区域・地すべり防止区域は対象外
受付
市のページ(2025年4月1日更新)に受付期間の記載はなく、予算の範囲内で行う制度です。工事の前に申請し、始めた工事や終わった工事は対象外です
業者
市の案内・要綱に、業者の所在地の条件は書かれていません
問い合わせ
河川港湾課(0835-25-2429)

エコライフ住宅推進事業(外構で対象になる工事)

省エネ設備や断熱、木材を使うリフォームの工事費の一部を、市内共通商品券で助成する制度です。外構では、工事を伴う宅配ボックス、家庭用の電気自動車の充電器、母屋に付いたベランダ・ウッドデッキの改修(木材10㎡以上、新しく付けるのは対象外)が一覧に入っています。工事の前に申請し、交付決定(市が補助を出すと決めた通知)が届いてから着工します。

金額
工事費(税抜)の10%分の市内共通商品券。上限10万円。工事費が税抜10万円未満は対象外
対象の人
防府市に住民登録があり、自分か2親等以内の親族が持つ市内の家に住んでいる人(借りている家は対象外)。市税の滞納がないこと。1人1回・1住宅1回
業者
市内の施工業者と直接契約。本社などが市外の業者は対象外
受付
2026年4月20日〜2027年1月8日の先着順。予算(5,000万円)に達したら終わります。防府商工会議所の発表では、10月31日時点で残り約1,970万円です。工事は2027年1月31日までに終えます
申請先
防府商工会議所(0835-22-4352)。制度の問い合わせは商工振興課(0835-25-2147)

国の補助金は使える?

外構工事だけに使える国の補助は見当たりません。カーポート・フェンス・駐車場・門まわりの工事を対象にした、個人が国に直接申し込む補助は、国土交通省・みらいエコ住宅2026事業の公式情報で確かめた範囲では見つかりませんでした。

ブロック塀については、国が「防災・安全交付金」などで、市町村が避難路(通学路を含む)沿いの塀の撤去・改修を補助する費用を支援しています。個人が使うのは市の補助で、国に直接申し込むものではありません。国土交通省の調べでは、ブロック塀の安全対策に補助がある市区町村は全国の48.6%です(2025年4月1日時点)。

国の「みらいエコ住宅2026事業」では、工事を伴う宅配ボックスの設置(住戸専用は1戸13,200円)が補助の対象になります。ただし、窓などの開口部と壁・天井などの断熱を組み合わせた工事(要件化工事)を行うことが条件で、宅配ボックスだけでは使えません。対象は原則として平成28年以前に新築された住宅で、登録した業者が申請します。予約は2026年11月16日、申請は12月31日が期限です(予算に達するとその前に終了)。

「塀が危ない」「今日なら安い」の訪問に注意

国民生活センターには、訪問販売のリフォーム工事で「契約をせかされて不要な工事をした」という相談や、点検に来たと言って「工事をしないと危険」と契約させる点検商法の相談が寄せられています。相談件数は、2025年度に訪問販売のリフォーム工事が5,544件、点検商法が19,696件でした。外構やブロック塀に限った件数は公表されていませんが、塀や門まわりも同じように勧誘のきっかけになりえます。

塀が危ないかは、国土交通省の「ブロック塀等の点検のチェックポイント」で、高さ・厚さ・控え壁・基礎・傾きやひび割れを外から確かめられます。心配なときは、突然訪ねてきた業者ではなく、ブロック塀の補助の相談先(市の担当課)や、自分で選んだ2〜3社に相談してください。市の補助は工事の前の申請が必要なので、「補助金が使える」と言われたら、市の窓口で条件を確かめてから契約しましょう。

訪問販売の契約は、法律で決められた書面を受け取った日から数えて8日以内なら、クーリング・オフで契約を解除できます。工事で土地や塀の状態が変わっていても、無償で元に戻してもらえます。迷ったら消費者ホットライン「188」に相談できます。

見積もりのときに伝えること

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よくある質問

ブロック塀を撤去して、新しいフェンスを建てる費用にも補助は出ますか?

防府市の危険ブロック塀等の撤去費補助は、塀を撤去する費用が対象です。新しいフェンスを建てる費用の補助は、市の案内に書かれていません。門柱・門扉の撤去も対象外です。なお、2026年度の受付は10月30日で終わりました。来年度に同じ制度があれば、春の受付の案内を確かめてください。

通学路に面していない塀でも、撤去の補助は使えますか?

2026年度の受付は10月30日で終わっています。今年度の市の案内では、対象は小学校の通学路に面した高さ1m以上の危ない塀です。自分の塀が対象になるかは、市が通路と塀の状態を確かめるので、建築課 建築指導室に相談してください。来年度に同じ制度があるかは、市の発表を確かめてください。

市外に本社がある会社に頼んでも、補助は使えますか?

ブロック塀の撤去の補助と雨水タンクの助成は、市の案内に業者の所在地の条件が書かれていません。エコライフ住宅推進事業(宅配ボックス・電気自動車の充電器など)は、本社などが市外の業者は対象外です。

ほかの市の外構工事の助成金

山口県6市の外構工事の助成金・補助金まとめで、市ごとの違いを一覧で比べられます。

出典

防府市「ブロック塀等の安全対策をしましょう」:https://www.city.hofu.yamaguchi.jp/soshiki/31/kikenburokku.html
防府市「危険ブロック塀等除却工事費補助金交付要綱」(PDF):https://www.city.hofu.yamaguchi.jp/uploaded/attachment/120581.pdf
防府市「危険ブロック塀等 提出書類チェック表」(PDF):https://www.city.hofu.yamaguchi.jp/uploaded/attachment/139437.pdf
防府市「雨水貯留浸透施設設置助成制度」:https://www.city.hofu.yamaguchi.jp/soshiki/27/usuichoryuushinntoushisetu.html
防府市「雨水貯留浸透施設設置費補助金交付要綱」(PDF):https://www.city.hofu.yamaguchi.jp/uploaded/attachment/138631.pdf
防府市「防府市エコライフ住宅推進事業」:https://www.city.hofu.yamaguchi.jp/soshiki/24/ecolifezyutakusuishin8.html
防府商工会議所「防府市エコライフ住宅推進事業 予算状況のお知らせ(10/31現在)」:https://h-c.or.jp/2026/10/31/eco_life/
防府市「要綱集(土木都市建設部)」:https://www.city.hofu.yamaguchi.jp/soshiki/1/youkou8.html
国土交通省「ブロック塀等の安全対策について」:https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/blockbei.html
国土交通省「ブロック塀等の安全確保に対する支援」(PDF):https://www.mlit.go.jp/common/001399097.pdf
国土交通省「耐震診断・耐震改修・ブロック塀等の安全対策に対する国の支援制度を活用した補助制度の整備状況」(PDF):https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001845224.pdf
国土交通省・環境省「みらいエコ住宅2026事業 リフォーム」:https://mirai-eco2026.mlit.go.jp/reform/
みらいエコ住宅2026事業「子育て対応改修【リフォーム】」:https://mirai-eco2026.mlit.go.jp/reform/point4.html
国民生活センター「訪問販売によるリフォーム工事・点検商法」(2026年7月31日更新):https://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/reformtenken.html
国土交通省「ブロック塀等の点検のチェックポイント」(PDF):https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/content/001461325.pdf
消費者庁「特定商取引法ガイド 訪問販売」:https://www.no-trouble.caa.go.jp/what/doortodoorsales/
消費者庁「消費者ホットライン188」:https://www.caa.go.jp/policies/policy/local_cooperation/local_consumer_administration/hotline/
いずれも2026年11月4日確認。制度の内容や受付状況は変わります。申請の前に必ず市の公式サイトでご確認ください。

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